有罪モラトリアム

明日のことはわかりません

アカシックレコード

 

最近ようやく気付いたこと、分かったことのまとめ。
そして世の中に正解なんか無いって話。


この前いっしょに観劇した女子高生がゴールデンウィークに山ほど課題出されたって話してて「時間なくって最終的に答え全部写しました!(笑)」って言ってた。あー経験あるわ、って高校時代を懐かしんだ。
そして正解があることって本当少ないなって最近気づいた。


小学校、中学校、高校には正解があった。教科書のいちばん最後のページとかに。でも大学にも模範的な解答が存在するものだと思ってた。本当はどこにも正解はないのに。
たとえば、わたしは正解がないような道徳の授業だって、先生が求めているだろう模範的解答をするタイプの生徒だったよ。


大学は正解がない世界。考える過程のほうが重視されるけど、それでも先生の期待に応えようとしたり( 期待なんかされてなかったと思うんだけど )気に入られるために求められるであろう答えを出そうとしてた。
先生は『勉強(研究)に打ち込むこと、論文を書くこと』を学生に求めていたのかなと思う。それに励むことが正解だと思ってた。自分自身として研究は楽しかったけど、それ以外は先生の思想に洗脳されてたなあ、って今では思う。所属していたゼミは「宗教だろ。〇〇(先生の名前)教の信者じゃん!」って他のゼミ生から言われてたけど今になって本当そうだなって思う。先生は洗脳しようとしてたわけではないと思うけど、自分が勝手にのめり込んでいたんだなあ。
わたしって洗脳されやすいタイプなのかもしれない。真面目だったし、多分。


先生のありもしない期待に応えようとして正解を出そうとして空回りの努力をした学部4年生の1年間。それを続けられなくて自滅した院生生活。そりゃ誰も助けてくれないね、先生もね。
でも正直、先生のこと責めたい(笑)あなたのせいでわたしは精神を病んで手首をカットして跡が残ったし真剣に自殺を考えたんですよーって。
先生のこと責めてもいいかな?謝ってくださいよって伝えに行ってもいいかな?それが最後の心残り。わたしは一言でいいから「ごめんね」って言ってもらいたいし、わたしが頑張ってたことを認めてほしい。
4年、それ以上の時間かけて先生のもとで学んでたんだから。


話は変わって、前述したことも含めて最近気づいたことがある。
GWに地元に帰って、すっごく珍しくそして久しぶりに地元の友達と会って話して分かったこと。


・みんな割と死にたいと思いつつ生きてる
・やりたいことがあって生きてる人はほんのひと握り
・そういう人を眩しく見えているのはわたしだけじゃない
・地元は田舎だけど、そんなに悪いところではない。


『地元はホントにダメ!早く出て行くべき』って洗脳したのは母親だった。小さい頃からいつかはこの県から出て行きなよって言われてた。でも精神的に地元でパパと一緒に暮らすほうが安定するんだよなー。地元の狭い土地に留まるということにいろいろな不安もあるんだけどね。


そう、割と何となく生きてるひとが多くて安心した。
小学校からの友達3人で遊んだとき、ひとりは『30歳までにやりたいこと』をリスト化して実行しようとしてて、
「ま、眩しい……。彼女に比べてわたしは、わたしは……泣」
って焦ることもあったけど、もうひとりの友達も同じように感じてて、ちょっと安心した。
人にはそれぞれ自分のペースがある。


凄かったのは、わりとみんな死にたいと思いながらも何とか生きてるってこと。ツラいこともあって死にたい〜〜って思いながらも生きてるし生きようとしてることに感動した。
そうだったの!?という驚きもあった。
みんなツラいんだね。ツラくても生きてるのえらいね。わたしはそんなの耐えられないしツラさがこれからも続くならもう今死んじゃおって思ってた。


あと、この前舞台を見てそのなかで
「ハタチそこらじゃ大人になれない」
「あいつと俺は分かり合えないってことが分かった」
っていうセリフがあってそれに共感したし納得した。
わたしはもう23歳になっちゃったけどまだ大人とはいえないな。年下の子と接するときは頑張って年上らしく( 年上らしくが何なのかも分かんないけど )振る舞ってるけど、わたしが思う"大人"にはなれてないな。大人って何だ?ていうか大人にならないとダメなのかな?(笑)


それに『分かり合えないことがある』ということも受け入れないとって思った。
わたしはずっと、自分が鬱状態で死にたくてツラいこと、友達や先輩や家族に分かってほしいと思ってた。どんなに自分が傷ついているか知ってほしいと思ってリスカもODもバカほど酒飲むのもツイートしたり日記に書いたりしてたの。
でもさー、分からんものは分からんよね。
人のツラさってなんでこんなに伝わらないのかと不思議だったけど、分からねーわ。伝わらねーわ。
それはしょうがない、諦めて受け入れるしかない。受け入れるのには時間がかかるけどねー!まだちょっと受け入れられてない…。
わたしがしんどいの分かってほしいし、もっと言えば許してほしい。甘えさせてほしい。
情けないかな〜(笑)


うん、あとは正解がないことの続き。
観劇で仲良くなった大事な友達が、就活中でうまくいってないらしくてメンタルがボロボロになってるみたい。本当に心配。
わたしにできることは優しい言葉をかけることだけなんだよな。
その子が
「正解が分からないし、自分が何したいのかもわからないから準備できない」
って言ってた。就活もしてないわたしが口出すのもどうかなと思ったけど、それを聞いて
「正解とか無い。自分がしたいことなんかもそうそう簡単に見つからない。見つかっても生きていくうちに瞬間瞬間で変わっていくんじゃない?」って思った。


人生における正解って何?
大企業に入ってバリバリ仕事して金稼ぐこと?そのうち結婚して子どもを作って幸せな家庭を築くこと?
つまらんな〜(笑)
正解とか無いでしょ。


この世に客観性なんか存在しないんだよ。
だから絶対的な正解なんて存在しないと思うし、見つけなくていいと思う。
見つけられるとしたら自分にとっての最適解を見出すのがやっとだよ。
難しいね、生きてて行動できるあいだにそれが見出せたらそれは超超超超ラッキーだよ。SSR、☆5レベルだよ。
世界の真理なんかただの人間には分からない。真理とかあるの?あったらいいよなあと思うけど。
死んだら分かる?いや、死んだところで見つけられないと思う。


アカシックレコードの概念が好きなんだけど、( 原始からの事象、感情、何でもかんでもが記されているっていうやつ )( 仮面ライダーWで言うならフィリップの本棚 )にすら『正解』『真理』なんて載っていないと思う。仮面ライダーW菅田将暉に釣られて3話くらいまでしか観たことないんですけど。
真理を見つけたところでどうなる?
真理の扉開けたら左腕と弟失っちゃうよ!
( 元ネタが分からない人は鋼の錬金術師を読もうね )

 


ゆーっくりでいい。
20歳になっても30になっても70のおじーちゃんおばーちゃんになっても自分の好きなことやればいい。好きな格好もしたらいい。
『20過ぎたから服の系統変えなきゃ!メイク変えなきゃ』
とか女の子はよく言うし
『年齢に見合った財布や時計を』
っていう考え、好きじゃない。
カシオの1000円時計いつまでも愛用したっていいでしょ。スピンズのタイダイ柄のTシャツ着ててもいいでしょ。
ハタチ超えたからミニスカとかツインテールはキツいってそれは若さの問題ではなく似合うか似合わないかの外見の問題だと思うよ。論点が違う。


世の中にルールなんかない。
生物としては何やったっていいんだよ。


日本っていう国家に属してるから義務やルールが存在する。人殺しちゃいけないとか、勤労、納税、子どもに教育を受けさせるとか。でもそれを守れなかったとしても死ねなんか言われない。守れない人のためのセーフティネットが用意されてるよ、一応先進国だから。


忘れがちなんだけど、生きてるだけでいいんだよ。まあ死んでもいいんだけど。
なーんの罪もないし、負い目に感じることはないよ。
わたしは責めないよ。
それがわたしがなりたい天使ちゃんだなーって思う。
そういう考えを持っていたいなー、そうすれば自分がもっと生きやすくなるから。


自由に生きていーんだよ。
気付くのに時間がかかったけど、それでも多分大丈夫。
他人や何かと自分を比べなくていいし気にしなくていい。比較して優越感に浸るのも劣等感を抱くのも、どっちも精神衛生上よろしくない。


最近、結局わたしは自殺する勇気がないなーって気付いたんだよね。情けねーって感じだけど。だから生きていくためにこういう考え方に変えていくのが必要だなと思ってる。


いろいろな気付きがあるね。
分かることも増えていくね。
生きていくならちょっとでも楽に生きたくない?(笑)


わたしはそう思うよ。
みんなはどう思う?